LAB71 とは?

第4世代としてモデルチェンジした新型スーパーシックスエボが発表されましたね。

自転車業界の中でもかなりホットな話題だと思います。

当店にもフレームセットですが、「LAB71」が入ってきましたのでより細かくご紹介していきたいと思います。

目次

リンク

LAB71とは?

今までのフレーム素材とフレーム形状を見直したモデルです。

最先端のカーボンファイバーとナノレジンを組み合わせ、幾多のプロセスが必要なシリーズ0カーボン構造をはじめて採用。従来のHi-MODよりも軽く、素材合成もありません。

これは後述しますが、「LAB71」はグレード名ですのでグラベルとマウンテンカテゴリーにも新しくラインナップされます。

S6EVOのラインナップとは?

今回の新型発表でラインナップがどうなったかわからない方もおられると思いますので、一応表にしてみました。

新型S6 EVO従来S6 EVO
新型S6 EVO LAB71S6 EVO Hi-MOD
新型S6 EVO Hi-MODS6 EVO normal MOD
新型S6 EVO normal MOD

おそらくこういうイメージだと思います。

LAB71はグレードを意味するので、「新型S6 EVOの中でHi-MODよりも上の存在」というかなり限られた特別な存在となります。

Hi-MODと使われている素材も違いますしね。

ちなみに新型の「松、竹」に関しては軽量フォーク、「梅」はフレームと同じ素材がフォークに使われています。

また、MOMOエンジニアリングとの共同開発で完成したステム一体型ハンドルは、新型の「松」の完成車のみついてくる予定です。

LAB71フレーム

フレーム重量はメーカー公表で「770g」です。(ペイント済み、56サイズ)

確かライトバウの公表重量が「750g」だったので、実測のずれを考慮しても間違いなく軽い。

ちなみに、Hi-MOD構造は高強度繊維の層と軽量で剛性の高い繊維を組み合わせて「810g」。

normal MODは、「915g」となっています。

タイヤ幅は両サイド6mmの余裕を持たしたまま、30mm幅まで行けます。

あ、スピードリリーススルーアクスルは無くなりました。

LAB71には空力に優れたボトルとボトルケージが付属します。

これらを装着すると「システムシックス」と同等のエアロ効果が得られるとか。

特殊なボトルケージですが、丸形のボトルにも対応していますのでご安心ください。

ヘッド周り

ここもかなり変更された箇所。

ヘッドチューブは前面東映面積がより少なくなったので空力性能が向上。

コラムは「デルタ形状」になり、ハンドル周りのケーブルをより収めやすくなりました。

三角形の2辺の隣にケーブルを収めていく感じですね。

ちなみに、デルタコラムには「インネグラ繊維」が巻かれており、ケーブル摩擦からコラムを守っています。

安くて・軽くて・丈夫な繊維で、防弾服やスーツケース、シマノカーボンハンドルのドロップ部分にも使われているモノです。

アンカー、トップカバーも特殊なものが付属しています。
なんだか、丸形の通常ステムの取り付けが難しそうですが隙間を埋めるスペーサーが付属しており、写真の感じで付くと思われます。

BB

もう見てのとおり、「BSA」になりましたね。

クランクセットの選択もかなり広がったのではないのでしょうか。

いや、確実に広がりましたね。

シートポスト、バッテリー

ここもかなり変更された箇所。

シートポストが超薄くなったため、Di2バッテリーはBB下のスペースに搭載する方式をとっています。

フレームサイズによってシートポストのオフセットが設定されており、54サイズは20mmオフセットで設定されています。

まとめ

かなり力の入った渾身の新型なのではないのでしょうか?

実際、発表前からプロチームが既に運用してましたし、マグナス・コルト選手もLAB71で優勝してましたからね。

戦闘力に関してはすでに証明された部分もあります。

個人的には「BB規格の変更」はかなりグッドなニュースだと感じていますが、皆様いかがでしょう。

新型トップストーンも独自規格を廃止しましたし、そういう流れが来ているのかもしれません。

当店にはLAB71フレームセットと新型Hi-MOD完成車の54サイズを在庫しております。

お気軽にお問い合わせくださいね~

cannondale

cannondale

1971年にジョー・モンゴメリー氏が創業したアメリカの老舗自転車メーカー。

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP