寒いです。
自転車に乗るのにもちょっと工夫や対策が必要な時期が来ましたね。
今回は試乗車のご紹介ですが、ロードの試乗車を新しく組付けましたのでご紹介します。
CAAD Optimo 3
カラー:ブラック
165,000(税込)
在庫状況は当店のオンラインストアにて確認できます↓
クライムサイクルスポーツ 在庫状況 リンク
今回のポイントは
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快適性と操作性の良さ
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メンテしやすさって大切
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カスタムの将来性
ですのでお気軽に覗いてくださいね。
…その前に、一応試乗車のスペックは「シマノ SORA」で構成されてはいるのですが、あとから入荷されているモノに関しては「マイクロシフト」が使われていることがあります。
価格やパーツ納期などの関係上、同じモデルでもパーツスペックが違うということがありますのでご注意ください。
●快適性と操作性の良さ
このバイクに乗った感想は…「意外としっかり走る」が第一印象です。
この「意外と」がポイントで…
価格帯が抑えられていたり、エントリーユーザー向けと謳われているバイクは「丈夫でアップライトで乗りやすいけど、なんだかモッタリしている」といった印象を抱きがちです。(実際私もそうです)
ですが、このバイクにはのモッタリ感がないんですよ!
思った以上にグイグイ進むし、コーナリングもしっかり曲がってくれます。
これはうれしい裏切りです。
快適性においては次の①と②、操作性は③がかなり貢献していると思います。
①ドロップシートステーの採用
アルミはキビキビとした特徴がある半面、振動吸収性をどう生むかということにメーカーも工夫をします。
今やトレンドでもあるフレーム設計と「SAVE」テクノロジーの相性は最高ですね。
滑らかに走るので、明らかに他メーカーのエントリーグレードとは違う乗り心地です。
②カーボンフォークの採用
コラムまでカーボンを採用しており、①と組み合わさってストレスの軽減をかなり体感できます。
手の振動も少なくなるので疲れや痺れも解決できますね。
③ビギナー過ぎない設計
直進安定性を上げすぎると、慣れだしたころにはコーナリングの鈍さなどがストレスになる可能性もあります。
そのため、ジオメトリー自体をビギナー過ぎない設計にして、慣れだしたころでもしっかり走るバイクを作る…これがcannondaleが出した回答ですね。
長期的に乗れる幅の広いバイクともいえます。
●メンテのしやすさ
リムブレーキ仕様が減っている自転車業界ですが、その方式を採用しつつ外装式ですからメンテは格段にしやすいですね。
見えにくい消耗品を目視確認できるのは、自分でいじりたい方にもかなりうれしいポイントです。
で、やっぱりリムブレーキはホイールが外しやすいですから、トラブル、輪行、車載、搬入など活躍する場面も圧倒的に多いです。
自転車の性能も大切だけど、扱いやすさって大切。
●カスタムの将来性
正直、フレームがしっかりしているのでパーツのグレードアップをすることでかなり化けるバイクと思います。
重量面もそうですし、ホイールなんかを変えれば漕ぎ出しが格段に良くなるかと。
エントリーだからと言って安いパーツを付けないといけない…なんてことはありません(その逆もしかり)。
そのぐらいエントリーグレードの中でも完成度の高いバイクですから、スキルアップした後の将来性もあります。
●まとめ
自転車って高い買い物ですから、できれば納得のいくようにしたい方が多いと思います。
その中で「試乗」というのはかなり有効ですし、実走を体感できる貴重なものです。
スポーツバイクはハードルが高すぎるものではありませんから、お気軽にご相談くださいね。