新型トップストーンを試乗した正直な感想。

今回は少し前にご紹介しました、キャノンデールの新型トップストーン試乗記事になります。
バイクを欲しいけど、実際どんな感じなのか知りたい方などに参考になればと思います。

 

Topstone 2

カラー:ミッドナイト

サイズ:SM

¥242,000(税込)

 

■目次

■リンク

オンラインストア在庫状況

新型アルミトップストーン紹介記事

新型トップストーンカーボン紹介記事

●スペックおさらい

前回のトップストーン紹介記事では以下の…

  • ドロップシートステー
  • フロントフォークダボ穴の追加
  • 価格

などを上げました。
良ければそちらもご覧いただけたらと思いますが、基本的には22年モデルになってからはフレームの各部形状がイマドキのロードのようになり、より扱いやすくなったというのが結論です。

●試乗で体感できたこと

◎フレーム形状による乗り心地の変化

やっぱりドロップシートステーがかなり効いている印象を受けました。

そもそもフレーム自体に「SAVE」が使われているのもありますが、私が今乗っている「シナプスカーボングラベル仕様」に比べると、グラベルロードとしての完成度がまるで違います。

もちろん純粋な振動吸収性で比較すると「キングピン」に軍配は上がりますが、個人的にはキングピン無しのフレームでも十分に走れました。

私が今回走った林道はほぼ下りでしたので、アルミ特有の硬さによる跳ね具合に少し心配していました。

が、ここまで乗りやすいのか…と感じるほどの乗りやすさと安定感。

それでいて舗装路区間でも不快にならない剛性感。

モッタリしすぎず、フルカーボンフォークもしっかり仕事をしてくれています。

カーボンフレームに比べ、扱いにおいては精神的に楽になれる部分もありましたね。

◎太いタイヤに広いハンドルの安定感

今回は完成車スペックで「700×37C」のタイヤでしたが、グリップとエアボリュームに関しても特に問題なし。

きついグラベルを攻めるならMaxクリアランスの45Cを入れたいところです。

今回舗装路区間も多くありましたから、セミスリックのチューブレスタイヤにグレードアップするのもおススメ。

標準で装備されているフレアハンドルも下りでしっかりと活躍。

安定感のあるジオメトリーにフレアハンドルは初心者でも安心してダウンヒルできます。

個人的にはもう少しフレア角があってもイイかも。

◎バイクパッキングが楽しい

もちろんラックを取り付けて旅をするのにも向いているとは思います。

今回は余っていたフレームバックなどを付けてみましたが、なかなか様になっているのではないでしょうか?

これに加えてフロントフォークにもダボ穴がありますから、本格キャンプツーリング仕様にするためにパニアバックを装備するのもイイですね。

ただ、装備の取捨選択がかなり重要ですから、余計なものを持っていくとパツンパツンになります。

限られた積載量をうまく使うのも楽しみの一つです。

●まとめ

アルミフレームだから良くない、値段が低いから性能がいまいち。

そんな先入観がなくなるぐらい良いバイクだということがしっかり体感できました。

決してエアロロードのように速いわけではありませんが、逆に割り切ってライドそのものを楽しめると

いうことは、私も忘れていた要素でもあります。

予算的に余裕のある方なら、タイヤやホイールのカスタムも視野に入れて世界に一台だけの愛車を作り上げることもおススメできますね。

試乗車として置いておきますから、気になる方はお気軽に覗いてくださいね。

cannondale

cannondale

1971年にジョー・モンゴメリー氏が創業したアメリカの老舗自転車メーカー。

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