ROTOR 2INPOWER 装着!FTP計測行いました。

Cervelo S3にROTOR 2INPOWER パワークランクを装着して効率的なサイクリング、ライド、レースを!
サイクリングベースにダイエットといった使用目的でも最近は広まっています。

パワークランクには興味があるけど、なかなか高価な物で、実際に使い方も分からないから・・・
使い方さえ分かれば数字を見て走るだけなんですごくシンプルです。

IMG_7424IMG_7431

FTPの図り方を教えて!とF様からご依頼がありましたので先日装着した2INPOWERでFTPの測定をアドバイスしました。
IMG_7420 IMG_7429

FTPを測定する前に、まずはアップを行います!ここが重要で、アップが上手くいかなければFTPも正しく図ることができません。今回初めてFTPを計測するので今までのデータも無しだったので、コチラで考えたFさんに合わせたアップをしていただきました。もちろんアップにもパワークランクの出力データを利用します。

アップは本人の運動能力にもよりますので自分に合ったアップも必要です。Fさんの体重といつも走高能力能力を計算してスタート時の出力Wを出し、そこから1分ごとに10~15W程度上げていきます。Fさんの計算上のFTPの110%まで上げます。
あとはFさんに合わせたインターバルを3セット行いクールに入ります。
IMG_7417 IMG_7434

FTP=1時間の最大平均出力ですから60分間こぎ続けなければなりませんが、1時間は用意ではなく体調にも左右されやすいので20分間の平均出力から5%を引きます。
コンディションを整えて自分の全力で望めば正確な数値がでます。

IMG_7435

コチラが20分間の走行を終えたFさんのパワー(W)の数値です。20分平均パワーは215Wとなり、この数値から5%を引くとFTP 204Wとなります。FTPパワーは体重が重たいほど出力も大きくなりますので、人と比べても意味がありません。
ここで体重1kgにたいしてのFTPを算出すれば他人と比較することができます。
ちなみにF様は

FTP 204W ÷ 体重 55Kg = 3.7W/kg

となります。FTPを測定できたらFTP(1時間の平均出力)を基準にサイクリングやトレーニングに励みます。
また向かい風でもパワーを参考にしてライドすればペース配分しやすく無理なく走行する事が可能です。

IMG_7453

パワークランクをお持ちで無い方でも最近の高性能ローラー台では出力測定が可能な物もありますので、参考にもなるのではないでしょうか。しかしパワークランクが実用的ですのでパワークランクの装着をおすすめします。

IMG_7421 IMG_7422

ちなみに自分の出力を計測できるのは自転車の醍醐味だと思います。
テニスのボールを打った時の出力、サッカーでボールを蹴った時の出力、野球でピッチャーが投げる出力などは現在では計測していないのでは??自転車は機材スポーツ故、ワットまで計測できます。

今回はCervelo S3 にROTOR 2INPOWERを装着して計測しました。

IMG_7436 IMG_7437

IMG_7439 IMG_7440

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP