第28回全日本トライアスロン皆生大会

7月20日に開催されました。第28回全日本トライアスロン皆生大会 に出場されたAKIRA様より報告&コメントを頂きました。猛暑の中、完走そして当店でメンテナンス致しましたCORRATEC FORCIAロードモデルに少なくともかかわったことに大変うれしく思います。又何よりゴールシーンでご家族の皆さんで手をつないでゴールの画像は凄く感動致しました。過酷なレースほどゴールを果たした時の達成感、ズシーと感じますね
AKIRAさんスイムAKIRAさんバイク・コラテックAKIRAさんランAKIRAさんファミリー感動のゴール


7月20日 遂にトライアスロン参戦4度目にして初のロング「第28回全日本トラ
イアスロン皆生大会」に挑戦する日が来ました。
 前日19日、朝10時に鳥取県米子市の皆生温泉に到着 バスにてバイクコースの
下見に出かけました。 大山は何度か遊びに来たことがありましたがまさかここを自
転車で走るとは夢にも思っていませんでした(^^;
145kmという距離はさすがに車でも時間がかかってしまうため、途中までで帰っ
てきました。 
 2時から県立武道館にて受付をした後、開会式、競技説明の後、宿泊場所の皆生温泉
「三井別館」にチェックインしました。
 カニがまる1匹という豪華な夕食をいただいて、温泉に入り明日の準備をしてから
11時頃に寝ました。
 朝3時に起目が覚め、4時に朝食を食べてから、バイクのセッティング等の準備をし
て 5時過ぎにバイクと荷物を持って、スタート地点近くのスイムからバイクへと変
更する「トランジションエリア」に向かいました。
 バイクとヘルメット等の荷物をセットしてから、5時半からの受付を受けて、準備体
操の後スイム用のウェットスーツを着て6時半に入水チェックを受け、スタート位置
の日野川河口海岸移動しました。
 海岸に着くと黒いウェットスーツを着た人間がいるわいるわ 850人のウェット
スーツ姿はある意味壮観です。 これだけの人間が一斉に砂浜から駆け出し海に飛び
込んでいく姿、是非第三者として見てみたいものです。
スイム編
 前置きがかなり長くなってしまいましたが 朝7時大勢の応援の方が見守る中つい
にスタートいたしました。 ほぼ最前線の位置からのスタートでしたが、スタートの
迫力は想像以上でした。
 波があり危険なため到着地点をコンクリートのスロープから海岸の砂浜に変更され
るほどのうねりの中、選手達が水しぶきをあげて沖へと向かって泳いでいきます。ス
タート後のバトルも激しく思うように泳げません。 とにかく前について泳いでいく
だけした。
 これまでもっとも長い3kmの距離を1時間03分31秒、281位という予想以上
のタイムで泳ぐ事ができました。
バイク編(CORRATEC FORCIA)
トランジションエリアでウェットスーツを脱ぎシューズ・ヘルメット・グローブ等を
装着してからバイクラックにかけているバイクをはずしてバイクスタート地点まで押
して行き、スタートラインを越えてから乗車していよいよ145kmの長旅の始まり
です。
 145kmという距離は在住している兵庫県加古川市からだとちょうど直線距離で
はこの皆生温泉までの距離で、東だと京都を軽く越え彦根手前まで、西なら福山を越
える距離です。そういったことは全く考えない事にしてとにかくペダルを蹴りこみま
した。
 7月15日のパワー宮島トライアスロン大会でのバイクの成績が悪かったため、こ
の1ヶ月はバイクトレーニングメインの練習をした成果が出たのか、どんどん追い抜
く事ができました。
 1人2人と数えていけるのを楽しみに快調な走行を続けていましたが、その数が1
50人を数えた約100kmの折り返し地点を越えた上り坂で不覚にも縁石に接触転
倒してしまいました。「やってしまった!」と思い、バイクをチェックしてみると上
り坂でスピードが出ていなかったお陰でチェーンは外れているものの走行には差し支
えない状態でほっとしました。
 追い抜いていく選手達が「だいじょうぶ?」と声をかけてくれ「大丈夫です!」と
答えてからチェーンを張りなおしてペダルをこぎ出しました。変則を変えても問題な
くいける!と思ったらすりむいた肘や膝、肩が痛くなってきました。 
 こちらの方も肘と膝は出血しているもののそんなに深い傷でもなく、肩も汗でかな
りしみていますが擦り傷くらいですんでいるみたいです。
 痛みはかなりありますが打ち身の方の痛みはないようでしたので、レース再開もう一
度戦闘モードに入れ直し、5人ほどに追い抜かれたのでカウント145人から再ス
タートです。
 残り約45kmで15人を抜き160人を数えてバイクのゴールを受けました。タ
イムは5時間00分31秒 正確な記録によると167人を追い抜き114位まで順
位を上げることができていました。 バイク部門の順位では102位という好成績で
した。
ラン編
 再びトランジションエリアに戻りバイクラックにバイクを架け、ランシューズに履
き替え、キャップをかぶり42,195kmフルマラソンのスタートです。
 バイクの時は走行の風があったため感じませんでしたが、走り出す前異常な暑さを
感じました。 応援のアナウンサーの方が、「今日の気温は現在35℃今年1番の暑
さです。」と言ってました。 「頑張ってきてくださ~い」という声に顔は笑って心
で泣いて手を振って走り出しました。
 皆生温泉から境港水木しげるロードまで行って折り返しゴールの東山陸上競技場へ
と続くコースは市街地の歩道を走るため横断歩道を渡れない場所は信号待ちをしなけ
ればいけません。そのため途中で止まるのが初めは煩わしく感じましたが、途中から
は信号が赤だと休める と思ってほっとしてしまうほど厳しいものでした。
 エイドステーション毎に水を浴び、ジュースを飲んで、バナナを食べてから、次のエ
イドステーションを目標に走り続けました。
 折り返し地点の水木しげるロードに応援ツアーでまわっている嫁さんと子供たちが
いて沿道から手をふって応援してくれました。おかげで後半分頑張ろう!と元気をも
らいました。
 どんどんペースが落ちるもののエイドステーションと赤信号以外は止まったり歩い
たりすることなく、何とか少しうす暗くなりかけた午後6時42分に競技場で待って
てくれた家族といっしょに感動のゴールテープを切ることができました。 
総合タイム11時間42分08秒 参加814人中 235位 
翌日の閉会式での総評で、今回リタイヤされた方が150人と、過去の最多人数の
2倍を超えたそうです。 それほど厳しいレースの中、無事完走し予想をはるかに超
える順位でゴールできた事は大きな自信になりました。
 来年は今回マラソン部門順位385位で121人に抜かされてしまったマラソンを
課題に練習を重ねて再び挑戦したいと思います。
今回のボランティア・スタッフ総勢3000人を超える方の応援がありました。 
エイドステーションでのスタッフの方の応援には本当に励まされました。ボランティアの皆さん 関係者の皆さん本当にありがとうございました(^^)
皆さん、アキラくんの応援宜しく!

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